韓国の伝統茶も飲みに行きました。
韓国では、「お茶」と「ギャラリー」が、かなり近しい存在にあるらしく、ほとんどの「茶室」が「ギャラリー」とセットになっているのが印象的でした。 中でも私達の行ったのは、庭園(?)が広がり、そこで伝統茶をいただけるという、穏やかな気持ちになることができる場所でした。 伝統茶にはいろいろな種類があるのですが、友人は「高麗人参茶」を、私は「なつめ茶」を頂きました。 「高麗人参茶」は、イメージより臭みもなく、意外と飲みやすいものでした。 高麗人参とハチミツで作られているらしく、蜂蜜の甘みの中に、ほのかに高麗人参の香りが漂う、というもの。 地元の人も、これを頼んでいる人が、結構多かったです。 ところがこのお茶、ちょっと注意点が。 スプーンが付いてくるので、思わず掻き混ぜたくなるのです。 もちろん、掻き混ぜるためのもので、地元の人もそうして飲んでいるのですが、掻き混ぜると下に沈んでいたハチミツがふわぁ~っと浮き上がり、ものすご~く甘いお茶に。 正直、私達は掻き混ぜた直後から、飲めなくなってしまいました。。。。 ちなみに、沈んでいる高麗人参は、引き上げてかじると、ゴボウみたいな感じでした。 「なつめ茶」は、ややどろっとした感じの、“なつめ”という植物の甘みが出た飲み物で、色も黒く、将に「韓風ココア」という感じでした。 これは、「そういうものだ」と思って飲めば、まぁ、飲めるかな、という程度。ただ、これもやはり甘いので、甘みが苦手な人は、ちょっとキツいかも。 それに引き換え、一緒に頼んだ「餅菓子の盛り合わせ」と「揚菓子」は、味がない。 そこで、私達は気づいたのでした。 『日本では、お菓子が主役でお茶は引き立て役だけど、韓国では、お茶が主役で、お菓子が引き立て役なんだ』 と。 茶道の心得のある人は、「日本でもお茶が主役よっ!」と思うかもしれないけど、韓国のお茶の自己主張の強さを経験すれば、この意味がお分かりいただけるか、と。 韓国ではお茶は、「喉が乾いた時に飲むもの」ではなく、「お腹がすいた時に飲むもの」なんではないか、と (勝手に)思います。 もちろん、普通の「一番茶」「二番茶」等のメニューもありました。 恐らく、日本で言う『お茶』がほしい人は、こちらを頼むのが賢明なんではないでしょうか。。。 ↑茶室のある場所 ↑茶室周辺の街並
by aromadolphin
| 2004-09-23 22:40
| ・ 旅行 ・
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