教師・Sちゃん

久しぶりにSちゃんと会いました。
Sちゃんは今、幼い頃に親から虐待を受けた子供達の先生をしているそうです。
授業をもってまもなく、初めは「どんな人だろう」と様子を見ていた子供達が2週間くらい経つとだんだん横着(?)になり、Sちゃんに向かって、嫌なことを野次ったりしてきていたそうです。
やっぱり育ちが複雑な子供たちなので、情緒がうまく育っていないらしくて。

初めはどう対処してよいか悩んだSちゃんですが、本を読んだりいろいろ考えた結果、「嫌なものは嫌だと相手にはっきり伝えよう」と考え、次回、嫌なことを言われたとき、「そういうの言われるとすごく傷ついて嫌な気持ちになるから、言わないで」と、ハッキリ言ったらしい。
そうするうちに、ある日を境に子供達が、すっごくなついてくるようになったとか。
仲良くしてくれるのはもちろん、同じ髪型をしてきたりしているらしい。
それって、相当、気に入られてない??

Sちゃん、すごいなーって思いました。
過去のブログにも少し登場するけど、Sちゃんは私から見ると、子供達を指導する教師という仕事があまり向いているタイプではないように思え、とても心配していました。
が、受け持ったのがこのような特殊なクラスであると聞いて、「それなら合うかも」と思い、この話を聞いて、「Sちゃんにすごく向いている職場だ!」と思いました。

やっぱり、情緒がうまく育ってない子達には、変な気遣いより、Sちゃんのような、人間としての素直な気持ちをぶつけて、真っ向勝負してあげた方がいいと思うんです。
変に大人社会にそまった先生だと、適当に「仕事」として、子供達と接してしまうと思うけど、Sちゃんは常に「一人の人間として」という判断基準なので、その意味で、今回の職場はすごく合ってるな、と思って。

正直、感動しました。
私だったら、そんな状況に追い込まれたら、どうしただろう???
子供嫌いの私が教職につく可能性は0だけど、きっとたじろいだだろうと思います。
そして、Sちゃんのように、1日2時間睡眠になるまで追い込んで考え、対応することはできなかったかもしれません。

ビバ! Sちゃん。
貴重な体験なので、書き溜めて出版すれば?と勧めています。
有名人になっても、仲良くしてね♪
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by aromadolphin | 2005-12-24 00:44 | ひとりごと
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